ランクルのリペア


2020年9月、昨年10月からお預かりしていたランクル40のリペア作業例です。

 

古い年式のランクルは徐々に部品の供給が無くなっているので、中古部品をリペアしたり社外品などを利用して完成しました。


58年式、トヨタ・ランドクルーザー40(BJ42)です。

ドアやボンネットの交換、ボディ全体の補修と全塗装を行いました。

 

こちらが作業開始時の状態です。

 

ランクル40のドアは、生産終了で代替品もありません。

 

当店にて中古のドアを調達し、塗装するためサビを落としたところです。

ドアの他に、サイドパネルやサイドステップなども同様に仕上げました。 

 

 

右フェンダーは、トヨタ純正の新品を調達できました。

何故か左フェンダーは生産終了でメーカー在庫もありません。

 

右フェンダーも近いうちに生産終了になるのではないかと危惧してます。

左フェンダーに補修跡があり、古いパテの下が錆びていたので錆を剥ぎ取って補修し直しました。

フェンダー全体の形を整えました。

サイドパネルも交換して下地処理をしました。

ボンネットとラジェータグリルは新品のFRPパーツを使用し、全体の部品交換が完了しました。

この後全塗装を行うため、下地処理やマスキングをした状態です。

ボディ全体を塗装しているところです。

ボディの塗装が終わり、ウェザーストリップやガラスを装着していきます。

ルーフはボディから外した状態で塗装を行いました。

エンジンのオイルパンは、中古品を調達して塗装などのリペアを行いました。

エアコンもリフレッシュしました。

エアコンのコンデンサーはトヨタ純正です。

ショックアブソーバーは、純正が生産終了なので純正と見た目が近いモンロー製に交換しました。

 

下廻りは塩害防止塗装をしています。

内張りは、交換前のドアの方が状態が良かったので移植して使用しました。

こちらがリペア完了後のランクルです。

約1年お預かりして、無事納車いたしました。

 

お客様も大変喜んでいただき、スタッフと記念撮影させていただきました。